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「フローティング・シーホース」 実在するドバイの海に浮かぶ家 

ドバイで進行中の「フローティング・シーホース(Floating Seahorse)」建設計画。
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提供された写真は、凄すぎて現実化するようには見えませんでした。
この計画には、完璧に水面下の主寝室にガラス壁の付いたバスルーム、ガラス床の付いたジャグジー、土台の周りを包んだ人工礁が組み込まれていました。

https://youtu.be/0YlbvywWDP8?t=5
今回、この計画のデベロッパーは完成予想図を現実のものとしました。
世界初の「フローティング・シーホース」は完璧で、ドバイ沖で進められている巨大な人工島プロジェクト「ザ・ワールド(The World)」の真ん中に浮かんでいます。

オリジナルの完成予想図では、鮮やかなサンゴ礁、好奇心旺盛なカメ、そしてテクニカラーで色付けしたような魚の群れが描かれていて、少しばかり高いハードルが設定されているかに思えましたが、実物もなかなか幻想的です。

ドバイのデベロッパー「クラインディーンスト・グループ(Kleindienst Group)」の広報担当者によれば、建造物には家具が一通り揃っていて、現在、サンゴ礁の庭園建設に取り掛かっている模様だということです。

第一計画では42棟の「フローティング・シーホース」がドバイの優雅な海に浮かぶそうです。

「フローティング・シーホース」は推進力を持たないボート。つまり、この建造物は移動能力がないので、「ザ・ワールド」の1部である「ザ・ハート・オブ・ヨーロッパ(The Heart of Europe)」の人工島の中でドッキングされる予定とのこと。

42棟のヴィラのすべてが、2016年末までに完成予定だそうです。クラインディーンスト・グループによれば、もう既に投資家たちによって完売しているらしいです。しかし、今回の「フローティング・シーホース」セットは、あくまで「第一弾」。最終的には、合計で131棟のハウスが建設されるそうです。

プレスリリースによれば、今回のプロジェクトの名前はペルシャ湾の海洋生物の保護に関連しているらしいです。

「当社は、超高級リゾートの真下に人工サンゴ礁を造成する予定です。こうすることで、タツノオトシゴ(シーホース)が安全に生息し、繁殖することができるように、この地域を保護することになるのです」と、このデベロッパーは語っています。

サンゴ礁庭園はまだ建設中なので、この地域が生物たちにとって生存可能な生息地になるかどうかは、時が経たなければ分からないでしょう。
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コメント 2

ニッキー

まるで自分専用の水族館のようですねぇ^^
ペルシャ湾の生態系に良い結果になりますように<(_ _)>
by ニッキー (2016-04-24 21:43) 

emacjj

本当ですね。
でも、生態系に良いかどうかは・・
アラブの富豪はやることもビッグですね。
by emacjj (2016-04-25 21:54) 

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