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命がけの渡航!難民はギリシャを目指す

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は20日、アフリカ大陸から難民らを乗せ欧州を目指していた船が沈没し、約500人が水死した恐れがあると明らかにしました。

情報は、救助された難民らの証言からということです。

救助されたのはソマリア、スーダン、エチオピア、エジプトからの41人。船は100~200人の難民を乗せてリビアのトブルクを出港後、仲介業者が「沖合でさらに多くの乗客を合流させた」と。41人は別の小さなボートに乗り換えさせられましたが、最初の船は「人が多すぎて沈んだ」と証言しています。

日本にもアジアからの難民が荒海を命を懸けて渡って来ます。
生まれ育った国を脱出し、安住の地を求める旅は本当に大変でしょう。

アメリカのピュリツァー賞が4月18日に発表され、「ニュース速報写真部門」を受賞したのは、移民・難民の苦しい旅路を記録した、ニューヨークタイムズ紙とロイターの写真チームでした。
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彼らは、アフリカやアジア、中東からヨーロッパを目指す人々を1年にわたって記録しました。写真には、つらい現実や、希望と絶望の間で揺れる移民・難民の様子が克明に記録されています。

チームのメンバーには、ロイターに所属する3人のギリシャ人、ヤニス・ベラキス氏、アルキス・コンスタンチニディス氏、アレクサンドロス・アブラミディス氏が含まれています。彼らはギリシャ国内にいる、移民や難民を撮影しました。

ベラキス氏のFacebookによると、ギリシャ人がピュリツァー賞を受賞するのは初めてだそうです。

「移民や難民は、最後の希望の地としてギリシャの島々にやってきました。島民たちは、移民や難民を暖かく迎えていました。島にずっと滞在していた私たちジャーナリストは、写真を通して彼らの声を代弁することで、『ライフジャケット』になれたと思います」と、ギリシャの通信社「アテネ・ニュース・エージェンシー」に述べています。

その言葉は間違っていません。写真は、移民や難民の声、そして苦しい現実を私たちに訴えています。
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