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ガガと米副大統領、アカデミー賞授賞式でレイプ撲滅をアピール

米ハリウッド(Hollywood)で28日に開催された第88回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式で、米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)が、ジョゼフ・バイデン(Joe Biden)米副大統領とともにレイプ撲滅をアピールしました。
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10代のころにレイプ被害に遭った経験を最近明らかにしたガガは、米国の大学でのレイプ被害をテーマにした映画『ハンティング・グラウンド(原題、The Hunting Ground)』の主題歌を歌い、今年のアカデミー歌曲賞にノミネートされていましした。

 ピアノに合わせて歌い始めたガガは、時に腕をいっぱいに伸ばしてこみ上げる感情を表現。曲が終わりに近づくと、レイプ被害に遭った数十人の女性や男性数人も一緒にステージへ上がり、「あなたが悪いんじゃない」「くじけない」といったメッセージが書かれた腕を掲げて連帯を示しました。

バイデン副大統領はレイプ撲滅アピールに支持を表明するために、個人として授賞式に参加し、ガガを紹介する役を担い「勇気ある」友人だと讃えたのです。

また、性的暴行との闘いを誓うウェブサイト「itsonus.org」への賛同署名をアーティストや視聴者に呼び掛け「今晩皆さんが会う方々のように、暴力の被害を受けた人々が『自分は何をしたんだろう?』と自問しなければならないような文化は変えなければいけないし、変えることができる。彼らは何も悪くない」と語りました。

タブー視されていた”レイプ”の被害を隠さずに語るレディー・ガガの姿は、過去のタブー体験を克服しつつ誰よりも輝いている女性としての姿を私たちに示しているのかもしれません。

ラジオでのレディー・ガガの告白シーンhttps://soundcloud.com/howardstern
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